まとめ記事:フォーラムアソシエ(オルタ館キッズ・サマージャム)

オルタ館キッズ・サマージャムが夏休み始まってすぐ、6日間かけて行われ、アクターが派遣されました。
今回は初めての試みとして、アクターも応募してきた一般のこどもたちも、いきなり7月25日に初めて会って、ご飯を一緒に作りながら、コミュニケーションをとり、午後、後半28日から作る、まちをどんなものにしたいか、を話し合いました。
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行ったことは以下です。

7月25日(月) どんなまちにしたいか、話し合おう。
魔法使いがいそうなまち? ジャイアンが空き地で歌っていそうなまち?
★お昼ご飯は「星の国のカレーライス」

7月26日(火) どうやってまちをつくるか、話し合おう。
まちの地図、設計図づくり。必要なものを考える。
★お昼ご飯は「手作りレインボー生パスタ」

7月27日(水) まちでなにをするか、話し合おう。
どんなお店がほしい?自分のお家がない人はどうしたらいいかな?
★お昼ご飯は「フォーチューンおにぎり」

7月28日(木) 段ボールで家をつくろう。まちをつくろう。
お店の看板や売るものも準備しよう。
7月29日(金)・30土) まちで暮らそう。まちで遊ぼう。

NPO法人フォーラムアソシエのページにきれいにまとめられています。
以下をクリック↓
https://goo.gl/qJJFeq

今回の参加者は、未就学児の方が多く、なかなか保護者の方と離れてひとりで作る、ということができなかったのですが、親子で一緒に楽しく参加してくれていました。こどもたちが作ったお店を大人も楽しみました。

昨年もこの活動に参加した小学生のアクターが、全部の日程参加できる、ということから、市長に任命され、小さなまちの自治を作りました。
まちの名前は「ヘヴンタウン」と決まり、まちのお金は「オルタ」。
昨年10000オルタしかなかったお札が、今回は100、10などの単位があり、バリエーションができました。

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市長に任命された小学生のアクター。

映画館と呼ぶ、お店の窓から手作りの紙芝居を見せてくれるお店では、よく知られている物語(例、シンデレラ、カチカチ山など)がシュールに描かれていて、何度も来てもらえるよう、ポイントカードも配られました。何しろ数店舗しかないまちで、住民全員がお店をやっている状態なので、少ない住民に何回も来てもらわないと経済が回らないのです。
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企画盛りだくさんの映画館

ペットショップをやりたいと言っていた女の子は、ペットを得るのではなく、ぬいぐるみを貸し出す、というサービスをしていて、多くの人がぬいぐるみを借りて楽しんでいました。中には、お店の装飾(看板動物)に借りている人もいました。

折り紙を折って売るお店もあり、射的やさんもあり、「みまもりモンスター」という、まちを守る部署もでき、まちを守りながら、まちのお掃除も頑張っていました。
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まちの運営のためにお店から税金を集めることに・・・売り上げを聞いています。

しかしいちばんの売り上げを上げたのは、カフェでした。ポテトチップスやジュースを売って、たくさんの売り上げをあげていました!!
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カフェの厨房は、段ボールの中。

2日目、余裕ができてきたので、まちにつくる、という予定だった「広場」を作りました。
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ゆったりできるように椅子なども用意したのですが、ゆったりするこどもはいませんでした(笑)
また、みんなで何かを一緒にやる、という要素が少なかったため、「オルタ飛行場」を作り、飛行機着陸を競うイベントを行いました。
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オルタ飛行場。大人もガチで勝負!

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そうして「ボーっとする時間を作ろう」と企画されたのですが、めまぐるしく過ぎた3日間のまちが終わりました!

 


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