横浜市大まちづくりコースのまち歩きに参加
アクターの「まちづくりのいろは講座」恒例になりました、横浜沿海都心部、みなとみらい21〜関内、山下町、元町までの横浜市大学生の授業に参加。
眺めて美しく、歩いて気持ちがいいまちの景観は勝手に出来上がったものではなく、いろんなひとたちが知恵を絞り、力を合わせてつくり上げてきた結果です。
そんなお話を実際に横浜のまちづくりを手がけてきた方々からも伺います。
特にこの地域は港を中心に、埠頭や倉庫、引込蒲貨物線、造船所や海外貿易商社などの様々な遺構や建造物が残り、それら「開港の歴史を生かしたまちづくり」に大きな特徴があります。古い建造を展示用にに保存するだけではなく、ショッピングモールや公園など新しいものとあわせた命をふきこんで、今も使い続けていることに「簡単には真似できない」オリジナルの価値があるのです。
そしてもうひとつ大切なのは、ひとが「歩いて楽しく、きもちいい」まち。
歩道に楽しいタイルを埋め込んだり、目障りな高速道路は運河の跡に埋め込んだり、山下公園沿いの土地への建築指導で、みんなが使える広場を生み出したり、様々な「くふう」が、横浜のまちなかには隠されているのです。